探偵の業務とし、「情報を収集し、整理する」のは基本中の基本である。
相談を聞く
私の場合で言えば、思い悩む相談者から、お話をお伺いする事に始まり、その状況を整理し、問題を解決する為の訴訟の中で必要になる情報とは何かを検討するということから始まる。
家庭内の情報を聞く。
夫婦関係の情報は、共同生活を共にしている方が一番情報を持っているのだから、その方から詳細な情報を聞き出し、それを整理することにより、相手の動き方が見えてくる。
先般、当社で行った「調査」でいうと、当初夫の浮気調査として相談をお伺いしたのだが、その話の中で、「夫の言葉の暴力」、「実子へのわいせつ行為ともとれる言動」、「複数の風俗店への出入りを伺える状況」が判明しました。
探偵は、聞くというより、聞き出す力が問われるのですが、それ自体心の鍵を開き、情報を集める行為なのです。上記情報を解析すると、「夫の言葉の暴力」は、平成20年1月改定 DV法に定められた言葉の暴力であり、離婚を出来る理由の一つです。又「実子へのわいせつ行為ともとれる言動」は、離婚後分かれた夫が持つ子供に会うという権利「面接権の拒否」を立証するために必要となり、「複数の風俗店への出入りを伺える状況」は、離婚に至るまでの間、夫婦関係においての性交渉拒否の正当な理由にもなることから、それらの裏づけが調査の目的となります。 ただ単に聞くのではなく、聞き出すは重要な探偵の業務なのです。相手の情報を集める。
会社の情報をとる手段として、公開情報(法人の登記簿) 土地建物の情報は、不動産登記簿の様に、世の中には公開されている情報がたくさんあります。
いずれも、法務局にて取得が可能な情報なのだが、その中には、調査の基礎となる大きな情報が埋もれています。
不動産登記簿には、権利者に関する情報・土地の面積・建物の構造、法人登記には、社名・業務内容・本店所在地・代表者に関する事項・役員他の事項が記載されている。
社会の構造上のシステムを知らない方が案外多いのが現実なのですが、必要な情報は、どこに行けば入手できるか、又は誰に聞けば必要な情報を持っているかを聞き込みの原則として知らなければなりません。
上記の例で再度説明すると、風俗店の情報を管理しているのは、公安委員会であり、その情報(風俗営業の届出の種別・所在地等)等は、行政文書の開示請求で確認することが可能となります。
また救急車の出動状況は、救急出場報告書1 2に詳細が記載されているが、それを取得するためには、各市町村に対し「個人情報開示決定通知書」が必要となります。
それら一つ一つを正当な方法で取得する方法はありますが、悪用防止のため本文では省略いたします。
情報を整理する。
調査資料として依頼者から提供を受けた時点で、整理してゆかなければなりません。
又収集した情報は整理整頓し依頼者に報告する義務があります。
その一つが調査結果報告書ですが、その詳細な内容については後に譲りたいと思いますが探偵の業務を一言で言うなれば情報の収集と整理に尽きると思います。
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